BigQueryのクエリの定期的実行を自動化する
BigQueryのクエリの実行を定期的にスケジュールする
BigQueryのSQL実行結果のテーブルをデータポータで可視化してモニタリングしているような場合、数字更新を自動化したいときがあると思います。そんなときはクエリ実行を自動化すると便利です。
まずはAPIの有効化
クエリ実行を自動化するには、BigQuery Data Transfer APIを有効にする必要があります。下図赤枠の「クエリのスケジュール」から「スケジュールされたクエリを有効にする」という表示がでますのでクリックすると、APIを有効にするためのモーダルが表示されます。
ここで、「APIを有効にする」をクリックしてください。
スケジュールするクエリの名前、周期、開始時間を決める
APIを有効にして上図赤枠の「クエリのスケジュール」を再度クリックすると、今後は「スケジュールされたクエリを新規作成」という表示がでますのでクリックします。すると、画面右に下図のように表示されます。
上から、スケジュール名、頻度、開始日と時間を設定します。例えば2020年4月1日の午前8時から開始するなら、図のように設定し青ボタンの「日付を設定」をクリックします。
画面ではカレンダーで隠れていますが、スケジュールの終了日時も同様に設定できます。
クエリ結果の書き込み先テーブル名を指定
あとは、クエリ結果の書き込み先と宛先テーブルの書きこみ設定を指定して「スケジュール」をクリックすればOKです。メール通知オプションにチェックを入れておくと、クエリ実行が失敗したときにメールが届きます。
スケジュール設定が完了すると、左のメニューの「スケジュールされたクエリ」に内容が反映されていると思います。
お試しください。
日次で差分更新したい場合は、「BigQueryでGoogleアナリティクスデータを差分更新をする」のエントリーをご参考ください。