BigQueryによるGAトラフィック分析

某旅行会社のeコマース部門にいます。BigQueryを利用してGoogleアナリティクスデータの分析例を紹介します。

QwiklabsでGCPトレーニング

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いつもは自身のアウトプットの意味も含めてクエリをポストしていますが、今回は番外編ということでQwiklabsを紹介したいと思います。

私自身は、SQLUdemy にあったwebアナリティクス界の巨人、木田さんのSQL講座で学び、GoogleCloudPlatformについてはQwiklabsでトレーニングしています。

QwiklabsはGoogleが運営するオンライン学習環境で、GCPに関するものが多いですが、AWSに関する講座もあります。一つの講座をラボと読んでいます。

通常は有料ですが、新型コロナウイルスによる自学環境の拡大を受けて2020年5月2日現在では無料で利用することができます。

主な内容は以下のようなものです。

〇インフラストラクチャとDevOps
  クラウド内でアプリケーションの実装、デプロイ、移行、保守を行います。

ビッグデータ
 ビッグデータソリューションの設計、構築、分析、最適化を行います。

〇セキュリティ、バックアップ、リカバリ
 コンプライアンスを維持し、情報、データアプリケーション、インフラストラクチャを保護します。

〇ウェブサイトとアプリ開発
 クラウドでアプリケーションを開発するソフトウエアエンジニア向けです。

機械学習
 スケーラブルな分散型機械学習モデルを作成します。

学習方法はまずここからアカウントを開設(自分のGoogleアカウントでよい)し、自分が受けたいラボの「ラボを開始」という緑色のボタンを押すと下のようにそのラボを受講するためのGoogleアカウントが発行されます。「Open Google Console」をクリックしてその専用のアカウントでログインすると開始できます。

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問題を出されるケースもありますが、私が受けたBigQueryに関する講座はSQLがすでに書かれておりそれをコピーして実行結果を確認しながらすすめるような感じでした。「BQML で分類モデルを使用して訪問者の購入を予測する」のラボは、モデル作成、モデル評価、モデルによる予測といった流れになっており、ビジネスでもすぐに活用できそうな内容になっています。ラボで知り得たことを個人のBigQueryアカウントの一般公開GAデータを使って自分なりにクエリを書いて実践してみると効果的な訓練になると思います。

日本語に翻訳されていない講座も多くありますが、GCPの理解を進めるには効果的だと思います。